しんゆり映画祭 なつやすみ野外上映



 「しんゆり映画祭」のオープニングなつやすみ野外上映! 麻生小学校の校舎壁面に大きく張ったスクリーンと、グラウンドに組んだステージ。親子連れの観客で、グラウンドはいっぱい(5〜600人だったとか)。少々風の強い日で、多少スクリーンが風になびいたりしましたが、夏の夜の野外上映、というお祭感覚があって、とても楽しかったです。柳下美恵さんのピアノと共演だったのですが、あの強風の中、音響さんがとてもうまく調整して下さっていた気がします。

 名作『キッド』に子ども達もよく笑っていました。終わった後、何人かの子どもやお母さんと一緒に写真をとったり。こんな親子野外上映会が、全国でたくさんできるといいと思います。

 この年で8回目のしんゆり映画祭は、川崎市・芸術のまちづくり推進委員会の主催、教育委員会や日本映画学校、昭和音楽大学などが共催しています。この街に住む映画人たちと、街の人々と、学生たちが一緒になって作り上げている映画祭にはとてもパワーを感じました。日中、みんなが街中に手作りポスターを張り、若い学生たちがチャーリーの格好をして宣伝して歩く。映画祭は、映画を特集上映するだけではない、人のつくるお祭りだ!という空気を味わいました。
   
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